生活習慣病を予防しましょう
更新日:2023年12月06日
生活習慣病とは食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が、その発症や進行に関与する病気のことをいいます。生活習慣病には高血圧、脂質異常症、糖尿病などがありますが、これらは自覚症状がほとんどないため、気づかないうちに進行し、脳や心臓、血管などにダメージを与えていきます。ダメージが重なると、狭心症や心筋梗塞、がんなど命に係わる病気を引き起こすことがあります。そのような恐ろしい病気にならないためにはどうすれば良いのでしょうか。予防法を食事と運動に分けて紹介します。
食事のポイント
〇バランスよく3食しっかり食べましょう
適切な栄養摂取と基本的な生活習慣、リズムを整えるため1日3食必ず食べましょう。バランスよく主食、主菜、副菜をそろえましょう。丼ものではなく、定食のような品数が多く、サラダなど野菜が摂れるメニューを選ぶなどすれば、コンビニ弁当や外食でもバランスを意識した食事ができると思います。食事量は腹八分目を目安にすると良いでしょう。
〇減塩を意識しましょう
健康な人の1日の塩分摂取量の目標は男性:7.5g、女性:6.5gとされています。令和5年度の町の健診結果では、推定塩分摂取量が男性:9.6g、女性:9.2gと基準を大きく超えていました。塩分の摂りすぎは血圧を高くし、動脈硬化が進む要因です。減塩を心がけることが大切です。減塩の工夫を少し紹介します。
・汁物は具だくさんにして、汁は少なめに→食材のうまみが溶け出し、調味料が少なくてもおいしくなる
・ラーメンのスープは飲み干さない→ラーメンの塩分量は約5~6gとほぼ1日分の目標塩分摂取量と変わらない
・野菜をたくさん食べる→野菜にはカリウムが多く含まれているため、血圧が上がるのを防ぐことができる
・醤油やソースは「かける」ではなく「つける」→かけすぎた余分な塩分をカットすることができる
・減塩食品を利用する→味噌や醤油など減塩のものを選ぶことで自然と減塩できる
運動のポイント
〇有酸素運動をしましょう
有酸素運動とは、ウォーキングやジョギング、水泳など適度な運動負荷がかかり、ある程度の時間継続して行う運動をいいます。酸素をたくさん体へ取り入れながら行うことが大切な運動です。有酸素運動は比較的弱い力が筋肉にかかり続けるため、エネルギー源として体脂肪が使われます。つまり、生活習慣病の予防、改善に効果的なのです。
・ご自身のライフスタイルに合った無理なくできる運動を選びましょう。1日おき、2日おきなどご自身のペースで行いましょう。大切なのは「継続すること」です。
・脂肪の燃焼には時間がかかります。20~30分継続して運動を行うことが理想ですが、10分の有酸素運動を1日に2回に分けて行っても、20分連続の運動と同じ効果が得られます。
・脂肪の燃焼には水分が必要です。しっかり水分補給しながら行いましょう。
・心臓や腎臓に持病がある方や高度の高血圧の方には運動療法はお勧めできません。必ず医師と相談してから行うようにしましょう。
☆詳しい内容はこちらでも見ることができます。
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