ごあいさつ
師走を迎え何かと気忙しい時期となりましたが、皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
今年は、お正月早々に能登半島地震が発生し、今もなお避難所生活を余儀なくされている方も多くおられます。また、7月に山形・秋田県において、さらに、9月に能登地方で線状降水帯による豪雨により、人命が奪われるなど「自然災害の脅威」にさらされた1年であったように思います。
一方、わが町においては、6年間ゼロであった交通死亡事故が3件発生してしまいました。犠牲となられました方のご冥福をお祈りするとともに、二度とこのような悲惨な事故が起きないよう万全の対策を講じていかなければと思っております。
さて、町の今年1年間を振り返ると、2月には、沖縄県北谷町のスポーツ少年団の子供たちが来町しスポーツ交流を行い、3月には、念願の鏡石スマートICの24時間化が開始されたほか、町消防団が最高栄誉賞となる「特別表彰まとい」受賞、鳥見山陸上競技場トラックのリニューアル完成、4月には、増子陽太選手がUアジア陸上選手権で金メダル獲得、重量挙げ全日本選手権で遠藤梨李選手が優勝、遠藤朱李選手が準優勝となりました。また、5月には、成田原町の添田孝夫さんの圃場で新嘗祭献穀田御田植式が41年ぶりに執り行われ、10月に献穀献納式が行われ添田さんご夫妻が天皇陛下に拝謁されました。8月には、小学生県外交流事業で15名が沖縄県北谷町訪問、10月、緑の百景歩こう会"かがみいし健康ウオーキング"に600名参加など、若い力の躍動と各種顕彰事業が多く行われた1年となりました。
線状降水帯による豪雨被害、大規模地震など自然災害が多発には、常日頃から万全の備えが必要と感じられた年でもありましたので、万全の対策を行うとともに、来年こそは自然災害や事件事故のない明るい新年となることをお祈りいたします。
令和6年12月 鏡石町長 木賊 正男