すべての町職員を対象に「認知症サポーター養成講座」を実施しました!
更新日:2025年07月07日
鏡石町では、全職員が認知症について正しく理解し、新しい認知症観に立ち、認知症の方やその家族に心の通う適切な対応を行うため、すべての職員を対象に「認知症サポーター養成講座」を実施しました。
※団体で認知症サポーター養成講座の受講をご希望の場合は、下記の福祉こども課までご連絡ください。
認知症サポーター養成講座とは
認知症の基礎知識や認知症の方への接し方などについて学ぶ講座です。90分の講座を受講することで、認知症サポーターとなることができます。受講後には、「認知症の人を応援(支援)します」という目印の「オレンジリング」と対応のポイントをまとめた「認知症サポーターカード」をお渡ししています。
(サポーターカードとオレンジリング)
認知症サポーターとは
認知症サポーターは、なにか特別なことをする人ではありません。認知症について正しく理解し、偏見を持たず、認知症の人や家族を温かく見守る応援者として、自分のできる範囲で活動します。
認知症を自分ごととしてとらえ、家族や友人に学んだ知識を伝えること、認知症の人やその家族の気持ちを理解しようと努めることも認知症サポーターの活動の1つです。
7月3日、町職員65人が「認知症サポーター」となりました。
受講の様子
(講師の佐久間清香様と受講した町職員)
(受講の様子)
認知症基本法について
2024年1月1日に「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行されました。2022年時点で、高齢者の役3.6人に1人が認知症又はその予備軍といわれています。
認知症は若くしてなる場合もあり、一人ひとりが自分ごととして考える時代です。これからの自分たちの暮らしについて、一緒に考えていきましよう。
「新しい認知症観」に立つ
新しい認知症観とは?
認知症になると何もできなくなるという考えではなく、認知症になってもできること・やりたいことがあり、地域で仲間等とともに、希望を持って自分らしく暮らすことができるという考え方。
何もできなくなる、といったこれまでの考え方を、新しい認知症観に変えることが、すべての取り組みの出発点です。
共生社会を、ともにつくる
共生社会とは?
認知症の有無に関わらず、一人ひとりが個性と能力を発揮しながら、互いに尊重しつつ支えあいながら共生する活力ある社会のこと。
認知症の本人の声を聞く
認知症基本法の理念とは?
認知症基本法では、「全ての認知症の人が、基本的人権を持つ個人として、自分の意思で生活できるようにすること」を理念の一つとして、様々な取組を進めていくこととしています。
何をしたいか、何があるといいかなど、認知症の本人だからこそ気付くことを、周りにも伝えることが大切です。認知症の本人だからこその声をもとに、誰もが暮らしやすい地域を一緒に作っていきましょう。
このページに関するお問い合わせ先
鏡石町役場 福祉こども課 福祉グループ
住所:〒969-0404 鏡石町東町286番地(鏡石町健康福祉センター内)
電話:(0248)62-2210/FAX:(0248)62-6019